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レポートの書き方

学部生のために・・

  1. レポートは,感想文・エッセイとは全く別物:レポートは,事実と根拠を示した自分の意見を書きます.事実とは,証拠をあげて裏付けすることのできるものです.意見とは,ある事柄に対してある人が下す判断であり,それは他人が同意するかもしれないし同意しないかもしれません.だからこそ同意してもらえるように根拠を示さなければならないのです.つまり,問題が提起してあり,その解が示されていることが,学術的文章と感想文・エッセイとは異なる点なのです.
  2. レポートも論文も同じ,「序論」「本論」「結論」の構成になっていること:起承転結が必要などと言う教員は,論文を書いたことない人です.
  3. 他人が既に述べていることを自分の意見のように書くことは厳禁:いわゆる盗用と同じです.今は,コピペチェックツールがありますから一発で分かる時代になりました.
  4. 引用文献は,必須:調べた情報の出処を忘れてはなりません.ネットからの場合はURLと閲覧日を記します.

大学教員は,学生が与えられた課題に対してどれだけ学習・調査・研究したか,それで何が分かったのかに関心があります.そのことを理解して記すことが重要です.

  • 読み手(大学教員)の立場になって書くことです.誰(どんな専門分野の先生)がこれを読むのか.自分が書くことについて,読み手はどれくらいの予備知識があるのかを考えなければなりません.あまりにも分かり切ったことをだらだら書いてはいると,またかと思わせて評価を下げるだけです.
  • 読み手(大学教員)はどういう目的で,何を期待してこれを読むのか考えることです.的はずれなことを書いているなと思わせたら内容の如何に関わらず評価は下がります.
  • 読み手(大学教員)が真っ先に知りたいのは何なのかを考えて明確に記すことです.ここだけ読まれると考えても間違いではないのです.
  • 読み手(大学教員)が論を組み立てるプロセスを見ていることを考えて書くことです.しっかりと,調査・研究を進めたか.その結果を踏まえて自分の見解を組み上げたかどうか.構成がきちんとできているか,表現が正しいか,といった点に注意を払うことです.

不可となるレポートのタイプとは.
講義中の板書,教科書を丸写しするタイプです.同じことを書いただけで,裏付けされた自分の意見がないもの.読んでいてうんざりさせます.
一方的に自分の意見を書き連ねているタイプもです.思い込みを一方的に書き綴った裏付けも何もないものや,裏付けのない反対意見は,反感を買うだけと思ってよいでしょう.

口語体などは使わない.「~である」調で記します.
×「私は・・・」→あなたが書いているのはよく分かっています.
×「でも」,「きっと」,「たぶん」
×「~と思う」→小学生の感想文です.
×「~とも言える」「~とも考えられる」→自信のなさを露呈しています.
 

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