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本書「感性と情報からデザインを考える」は、大学講義「感性と情報」、「感性デザイン論」において論じた内容をベースに記記したれたものです。
学問体系の中に「感性デザイン学」という分野がありますが、「感性」を基本としてデザインを考えるためには、様々な感性が持つ情報と人工物などが持つ情報を知り、その相互作用を知ることから始めなければなりません。次にその知識をデザインに活かすためには、感性をある方向に導くための方法を考えることが必要となります。
一方で、得られた知識が知識として定着するだけではなく、物事を多角的に捉え、常に発展させていく考え方を産みだす能力となることが必要です。そのため本書は「感性デザインを具現化するために必要な知識と考え方の第一歩を提供する」ことを目的としています。