感性をどう考えて展開するか、その手続きとなる方法によって、既存の発想法とは違った視点の指南書です。
20年後のデザインを考える能力を獲得するための大学教育における3年生を対象とした感性デザイン演習をベースにしているため、単なるリデザインや機能拡張版では許されない学生と教授の一対一の会話から見えてくるものがあります。
その見えてくるものとは何かを明確に理解することができるのは、博士後期課程のゼミ生二名がTA(Teaching Assistant)として、重複することなく連続して関わった時の考えを、学位取得後3年以内の記憶の新しい時点で振り返って述べている内容を同時に読むことできるからです。
感性デザイン演習を開講している教授[博士(感性科学)]と博士後期課程のTAの視点の両方を読むことで、感性をどのように捉えて展開すれば感性デザイン学をベースにした20年後のテクノロジーを予想してデザイン発想ができるかが理解できる書籍です。